木原直哉さんの「東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考」を読んだ
3日間ぐらいで表題の本を読んだ。小原さんの存在は正直知らなかったし、日本でのプロのポーカープレイヤーの存在も知らなかった。
本書のタイトルに「確率思考」という言葉があるが、内容としては木原さん自身の人生におけるスタンスが記されたもの、という印象を受けた。
ギャンブル性の高そうなポーカーのイメージとは違い、小原さんのドライな確率や期待値への考え方が伝わってくる。
この「ドライさ」は所謂ギャンブル性を排除している証左であるし、失敗を引きずらないこと、いちいちくよくよしないことなど、実はポジティブな要素がすごく多いことは自分も感じる。
論理的思考に長け、物事の切り替えも早い。著者がポーカーに惹かれたというのは面白いなと思う。